先日、会社の同僚が友人の結婚式に出席したそうです。
その子自身も数か月後に自分の結婚式を控えているので「参考になって良かったんじゃない?」と聞いてみました。
とても控えめな子で、悪口とかマイナスなこと全然言わないんですが、「うーん…」と、少し返答に困った表情で感想を話してくれました。
「友人(新婦)と全然話せなかったんですよね・・それがちょっと残念でした。。」
「えっ!そんなことあるの?!」
会話ができない結婚式?

もちろん挙式ではなく披露宴の話です。
新郎新婦の席まで行って「おめでとー」って声かけて、一緒に写真撮って軽く会話してって…それができないというのはちょっとびっくりしました。
どうやら、同僚の子たちも話しかけには行ったらしいのですが、式場スタッフに時間がないとのことで止められてしまったそうです。
確かに披露宴の時間は決まってるので時間に追われるのは仕方がないことなのですが(話しかけるタイミングが遅かったのかもしれません)・・
新郎新婦とゲストが会話できないってのは残念すぎます・・!
時間が足らなくなる原因
さらに話を聞いたところ、そこまで時間がぎりぎりになってしまったのには以下のような理由が考えられました。
・結婚式場が1日に行う式の回数が多い
・余興やキャンドルサービスの時間配分が多い
まず大きな原因は、1日に何組の式を執り行うかだと思います。同僚の子もその式場にプレ花嫁として見学に行ったことがあるそうで、なかなか高い回転率だったようです。
回転率が高ければ当然時間にも厳しくなります。人気の結婚式場では注意が必要ですね。
また、時間がない中でいろいろと催し物を詰め込みすぎるのも考えものです。その時も会話の時間はなくても余興などはしっかりあったそうです。
目的と手段を取り違えない
結婚式といえば余興!とか、テーブルを回りたいからキャンドルサービス!とか、なんだかよくわからない定番をただなぞるだけではなく目的をちゃんと考えることが必要だと思うのです。
余興→ゲストに楽しんでもらうため
キャンドルサービス→ゲストみんなと交流するため
個人的な意見ですが、もともと上記のような考えが根本にあるのではないでしょうか?
つまり、それ自体(余興など)は目的(ゲストを楽しませる)を達成するための手段にすぎません。
しかしあまりにもそれが定番化しすぎて、手段自体が目的化してしまっている。それでは本末転倒ですよね。
まとめ

結婚式を挙げるとなると、あれやこれややりたいことがいっぱいでてきますよね。
逆に、これをやるのが普通だとか、これは定番だからやらなきゃって思いこんでしまっている方もいるかもしれません。
まずは、「自分の憧れをしっかり叶えること」や「ゲストにちゃんと楽しんでもらうこと」など、目的を持つことからスタートするといいかもしれません。
その上で、それぞれのバランスをとって自分たちもゲストも楽しめる結婚式を創り上げることができたら最高ですね。